なぜ、記憶力が悪いのか?
こんにちは。今回は記憶力の向上についてです。
色んな記事でもたびたび触れているのですが、ここ最近は生活の中に本を読む機会を取り入れています。知らないことを知るという感覚が面白いのです。(この楽しみをいかにアウトプットしながらインプット出来るのかな?なんて模索しています)
という風に自分の中の知的好奇心を利用して本を読んでいるのですが、そんな心の片隅に悩みがありました。それは本を読むたびに「これ内容忘れたら意味なくない?」という自分の記憶力が悪い問題。これについて向き合っていきます。
問題点:なぜ、僕は記憶力が悪いのか?(そうです、私は馬鹿なのです)
記憶の仕方が悪いのかそれとも記憶はしているけれど忘れてしまう原因があるのかもしれないと考えます。
まず、どこに記憶されているのか?
分かると思いますが答えは”脳”です。
じゃあ、脳のどこで記憶をしているのか?
脳の”海馬”と呼ばれる部分で記憶していますとのこと。ふむふむ。
ここからどういう原理で記憶しているのかを説明すると”シナプス”やら”ニューロン”といった専門用語が増えすぎるので細かすぎる説明を割愛します。(決して説明がめんどうだからとかそういう理由ではないよ...?)
でも一応、知っておいたほうがいい部分なので記憶する仕組みについて簡単に言うと脳は短期記憶と長期記憶で記憶しています。短期記憶(丸暗記)はすぐ忘れる記憶。長期記憶は忘れない記憶。短期記憶のほうに記憶しておくから忘れてしまうのです。なので覚えたいことがあるなら丸暗記で覚えた事は長期記憶にしていこうという話。
では、どうすれば短期記憶で覚えた事が長期記憶になるのか?
まず、脳は覚えたことを忘れるように出来ています。なぜなら、必要ないと判断したことをいつまでも覚えていると生きるのに支障が出るからです。
つまり、一度忘れてしまったことを思い出すと脳がそれは生きるのに必要だと判断するから覚えることが出来るというわけです。
何をすればいいのかというと、要するに復習です。
ただ大事なのは「忘れた頃に」です。覚えている間に復習しても覚えているのだから意味がないのです。読書で例えるのなら読み終わった本は忘れた頃に読み返してみるといいかもしれません。
それと記憶する方法にもう一点あります。
それは覚えたいことがあるのならイメージや感情と関連づけるのがいいです。
たとえば、小説とくらべて漫画化や実写映画の方がより鮮明に記憶に残っていませんか?それはイメージが簡単に出来るからです。
脳は自分の頭の中にないものは出てこないので単語だけ覚えても丸暗記になって抜けていきます。でも単語にイメージや感情を関連付けると想像ができるので単語だけで覚えるよりは記憶できます。
たとえば、脳の神経伝達物質にはアドレナリンやドーパミンがあるというのは聞いたことがありますよね?その他にもセロトニンというのがあります。これは脳の気分や感情を正常に保つ働きがあるものなんですけど単語だけ覚えてもきっと忘れると思います。
でもこれをセロトニン=脳の中にある精神を安定させる“警察”という風にしっかりイメージすると覚えることが出来ると思います。イメージが出来るので記憶が容易になるのです。(セロトニンを作る食べ物もあるので意識して摂るようにするといいですよ!牛乳とかバナナなど)
もちろんイメージ出来なければこの方法は難しいのでイメージしやすくなるように色んなことを体験をしてイメージしやすい素材集めていくといいと思いますよ。(色んな経験をした年配の方が記憶力がいいのはこういう理由なのかもしれません)
ちなみに忘れられない記憶があるのはイメージが容易か感情で記憶しているからですね。どうしたらいいんでしょう...?
これ以上書くと長くなるので終わります。ほんとはワーキングメモリについての説明やらアウトプットが記憶に繋がるとか科学的根拠で運動がいいとか触れたかったんですけどかなり長くなる(大事なので2回目)のでここら辺でやめときます。また、何かの記事で話題をいれると思うので許してください。終わり。