なぜ、素直になれないのか?
こんにちは。
今回はTwitterの方で書いた「なぜ、人は素直になれないのか?」という考えをブログの方にもってきて考えなおしてみました。
きっと自分が素直になれない状況って相手が居る場合のときですよね?
自分ひとりの時は相手に気を遣う必要もないので自由に好きな事が出来ると思います。
もちろん、生きていくうえで相手が居ない場面を作るのは難しいですよね。なので、どうやったら自分が素直になることが出来るのか?について考えます。
なぜ素直になれなくなるのか?
たとえばの話。正直に気持ちを伝えて悲しい顔をされました。その結果、気持ちを伝えることに罪悪感を持つようになった。相手を傷つけたくない。自分が辛い思いをしたくない。こういった過去からの経験が積み重なって自分の気持ちを伝えないという選択をするようになった。
うーん、心当たりがありすぎますよね...(人生は苦い...)
素直になれないことで見えてくる2つの心理があります。
ひとつは自尊心(プライド)だと思います。相手に低くみられたくない。尊敬してほしい。これは男性に多いのかもしれません。
ふたつめは恥ずかしさです。本当は相手に共感してほしい。分かってほしい。と思いつつも本心を言っても共感されなかったら嫌だなぁ。とネガティブに考えてしまうことです。
どちらも、傷つくぐらいなら自分の気持ちが楽な方へと逃げてしまう心理ですね。
では、どうやったら素直になれるのか?
”素直になれない”わけではなくて”無意識のうちに素直にならない”ということです。「なんで自分はあの時素直になれなかったんだろう...」と気付かないうちに心にブレーキをかけていて問題を先送りにして後悔することは多いですよね。
ここで言いたいことは自分には素直になれない傾向があると自覚しておくことです。
人間の脳に備わった思い込みや先入観のことを心理学用語でバイアスと言います。
問題を先送りにする「わかっていても出来ない」これがすでにバイアスの罠にハマっているわけです。バイアスが自分の行動を制限し、判断を狂わせるってことを自覚しておくのが第一歩です。(他にも色んなバイアスがあるのでこれを気に知っておくといいですよ)
自分には素直になれないというバイアスにとらわれている
これを覚えておいてください。
バイアスを自覚したあとは素直になるメリットを知ることで「この場面で自分はいつも素直になれないなぁ...素直になるメリットは分かってるから素直になってもいいかなぁ」って自分を客観的に見るようにして行動しても良いかなと思わせます。(なんか自分自身を洗脳するみたいですね!)
自分が素直になるメリットについて
- 相手に自分の気持ちが伝わるので信頼される
なぜ、相手に自分の気持ちを伝えると信頼されるようになるのか?
これには自己開示という心理学用語があります。これは自分の内面などを誰かに打ち明けると相手は自然と親近感を抱きやすくなり同じぐらいの情報を開示してくれることが多いという心理です。逆もしかりで素直になれないと相手に自分の気持ちが伝わるわけがないので信頼されなくなります。自分のことを分かってくれる人は日頃自分の気持ちを伝えているから分かってくれるのです。自分のことを分かってくれる人はずっと大事にしたいですよね。 -
過去の記憶に執着しないので自分のやりたいことができるようになる
バイアスの話にもつながるのですが、やりたいことがあるのにリスクや経験を考えてしまい動けなくなってしまう問題。自分にはこういう傾向があると客観視出来ているのでリスクを意識しても成功するメリットが分かっていれば行動できるのです。以前、おなじことに触れた記事を書いたので是非。
今回はなぜ素直になれないのか?についてまとめました。
僕もめちゃくちゃ似たような経験があるので「分かるぅ...辛いぃ...」って言いながら書きました。自分が頑張って素直になり好意を伝えても相手が素直じゃない場合もあります。それを待つかどうかは自分の自由ですが相手にも素直になれない理由があると分かることで相手に優しくなれますよね。自分も相手も責めないのが1番だと思います。終わり。